新年のご挨拶|株式会社イーシーキューブ

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昨年は格別のお引き賜り厚くお礼申し上げます。

EC-CUBEはコミュニティの皆様に支えられ、昨年15年周年を迎えることができました。
昨年は、国内No.1EC構築オープンソースのブランドに甘んじることなく変革に取り組んだ年でもありました。

昨年は、セキュリティ強化機能を追加し、より安心してお使いいただけるようになったEC-CUBE4.1を32名のコントリビューターの方々のご協力を得てリリースできました。
セキュリティ強化の他、売上や使い勝手に繋がる部分でも、26項目にもなるSEO施策への対応、要望が多かった10プラグインの初期導入にも対応いたしました。

サポート面でも変革に歩みだした1年でもありました。
OSSの利用は自己責任だと言われますが、昨今サイバー攻撃が増加する中、自己責任では終わらないサポート環境を創っていくことがEC-CUBEの重要なミッションだと捉え対応に努めています。

昨年5月、世界的にも話題となったWater Pamolaの攻撃がEC-CUBEでも発見され、修正・サポート・啓発に尽力いたしました。
ECにおけるセキュリティは最重要課題であり、本体のセキュリティ機能強化の他、クラウド版ec-cube.coでの継続的なセキュリティへの取り組み、勉強会・講習会によるコミュニティ全体のセキュリティリテラシー向上を目指し取り組んでおります。イーシーキューブ社としても昨年9月にISMSを取得いたしました。これらのセキュリティ向上への取り組みをまとめたページも公開いたしましたので是非ご覧くださいませ。

また、オンラインでは初となるEC-CUBE DAYを開催し12社の方と共にEC-CUBEの活用事例をお伝えし、同時に開催したEC-CUBEならではの優れたサイトを表彰する「EC-CUBE SITE AWARD 2021」では、バラエティ豊かなEC-CUBEらしい事例を5つの部門で4サイトずつを表彰させていただきました。

コミュニティの皆様に多大なるご協力にお礼申し上げます。

2022年の抱負

VUCA時代、コロナ禍を経て業界を問わず早いスピードで変革することが求められています。EC-CUBEでは2つのDXを支える共創型ECプラットフォームを目指してまいります。

1つ目は、事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)、すなわち事業の変革への貢献です。
EC-CUBEはオープンソースならではの柔軟なカスタマイズ性と、そのカスタマイズ性を最大限に活かしていただける開発者の存在により、事業の変革に最も適したECプラットフォームです。これからも、事業者のDXに寄り添うECプラットフォームとして磨きをかけてまいります。

2つ目は、開発者のDX(デベロッパーエクスペリエンス)、すなわち開発者体験の向上です。
まだ誰も見たことのないECへの挑戦、これまでの事業からシームレスに変革に移すための既存業務との融合、そんな事業者それぞれのDX実現を支えるのが開発者であり、その開発者体験の向上は更なる事業者のDX実現につながるはずです。

EC-CUBEは、事業者が描くDX実現と、開発者のDX向上、この2つのDXという両輪をオープンなテクノロジーとコミュニティと共に動かし、国内ECの変革、そしてワクワクするようなショッピング体験の創出に向け、本年も尽力してまいります。

末筆ではございますが、
本年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

株式会社イーシーキューブ
代表取締役社長 CEO 金陽信

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